うなじと絶対領域++

いらにかのブログです。更新は不定期。

Crypkoの正式版リリースが延期になったことについて

今更なんですが、いろいろと思うことがあったので記事を書くことにしました。

お酒が入っているので、ポエムチックなのは許してください。

 

本題

2019/2/18に以下のアナウンスにより、Crypkoの正式版リリース延期が発表された。

crypko.ai

 

ベータ版テストが2019/8/5に終了してから、仮想通貨を取り巻く事情はさらに変化していったことについてアナウンスでも触れている。勝手な想像だが、仮想通貨の価値が安定しないことも理由なのだと思う。

仮想通貨は為替のような投資商品として広がってしまっていることが、通貨の価値の不安定さを招いている。私達の日頃の生活では、うまい棒はだいたい10円で購入することができる。それは、10円が10円以外の価値にならない(=安定している)からだ。10円の価値が5円になったり15円になったりすると、うまい棒の売り手は収益が不確定になるため非常に困る。収益を安定させようと、販売価格を頻繁に変更すると今度は買い手が困る。

 

Crypkoの話から逸れたが、何が言いたいかというと物価指数が安定していない現状では、ビジネスサービスとして展開するのは非常に厄介だということ。この点において、Crypkoチームの判断は妥当で、私は納得している。リリースが延期されることは残念だが、不安要素を抱えたまま勢いでリリースして失敗し、コンテンツが終了してしまうことのほうが無念すぎる。

昨今のスマホゲーム界隈の動向を見ていると思うのだが、ゲームコンテンツの寿命は長期戦略のプロデュースが鍵を握っている。例えば、アイドルマスターシリーズのような長寿コンテンツを思い浮かべてもらえればいい。アイドルマスターはアイドル育成が根幹でありながら、育成の方法については各シリーズのゲームジャンルによって別れている。デレマスならTCG要素、デレステやミリシタなら音ゲー、無印やシャニマスならサクセス要素などなど、ゲームジャンルとしては広い範囲をカバーしている。加えて4コマ漫画などのコンテンツで、ユーザーにスピンオフのストーリを共有したりと、楽しめる要素がいっぱいなのだ。

 

また、Crypkoから話が逸れたが、何が言いたいかというとCrypkoが長生きコンテンツになるためにはβ版のようなゲームシステムだけでは不十分なのだ。

個人的には、パワポケシャニマスのように、サクセスモードでキャラのステータス育成ができるゲーム等とCrypkoが連携するようなプロデュースで更に面白くなるのではと思った。生まれたCrypkoを育成してTRPGのキャラとして使ったり、たまごっちみたいに育成したり、etc...

あくまでCrypkoのサービス自体は、ベータ版と同じでいい。Crypkoを使って色々な遊び方ができる拡張性があるだけで、Crypkoは長寿コンテンツになれると思う。

Crypkoにはキャラの所有権があるのも武器になる。例えばチーム編成が必要なゲームであれば、ステータスの高いキャラを他のユーザーから借用してチーム強化をしたりできる。ユーザーは高いステータスのキャラを育成することで高い報酬が得られるためゲームへのモチベーションを維持しやすい(得た報酬で更に投資したりとビジネスみたいに遊べる)

こうやって妄想していると発想が尽きないのだが、それはCrypkoが所有権やマーケットストアなどコアプラットフォームとしての可能性を十分に秘めているからだと思う。

 

ダラダラと書いたが、結論として何が言いたいのかというとCrypkoチームには本当に最高のコンテンツとしてCrypkoをリリースしてもらいたいってことです。そのために待つのは耐えられる。

 

耐えられないのは、妥協して早死するコンテンツとしてリリースすることだ。